2009年3月16日月曜日

・太陽のゴール

第67回パリ~ニース(1254km)が閉幕  
最後の最後まで動きの耐えなかった今大会を軽くおさらいです

今回のレースで圧倒的な強さを見せつけたのは
やはりグランツール全制覇のA.コンタドール(AST)でした
しかしたった一度のミスが致命的となり
総合優勝はL.L.サンチェス(GCE)の手に

少々長くなってしまったのでたたみます

初日TTを制してリーダージャージを着たコンタドールでしたが
何も起こらないと思われた平坦基調の第3ステージで
雨と風の中 ラボバンクの仕掛けた横風分断作戦が炸裂し
メイン集団はブチブチと分裂し この動きに対応できたのは
同じく平地や悪天候を得意とする クイックステップだけでした

この動きでコンタドールのアシストをすべきアスタナ勢は全滅
コンタドールは遅れ このステージを制したS.シャヴァネル(QST)が
総合首位に立ち リーダージャージを手にしました

そして今大会の最難関である山頂ゴールの第6ステージ
ツールでお馴染みの"モンヴァントゥー"の妹と称される
1級山岳ラ・モンターニュ・ド・リュールで総合が動きました

ここで圧倒的な走りを見せたのは やはりコンタドールでした
残り8kmを切った所から 強烈なアタックを仕掛けるわけでもなく
段違いのペースで後続を振り切り 独走のままステージ優勝
58秒差でF.シュレク(SAX)とL.L.サンチェスが続き
リーダーのS.シャヴァネルは1分50秒遅れでゴールし
総合首位の座は再びコンタドールに渡ることに

これでコンタドールの総合優勝はほぼ決まったと思いましたが
このまま終わらないのがパリ~ニースです
翌日の第7ステージでは 総合2位のL.L.サンチェスが
残り14kmから 得意の高速ダウンヒルを披露したかと思うと
総合首位のコンタドールが まさかのハンガーノックに陥り失速
1分13秒あった差が一転 逆にコンタドールが1分50秒遅れの
総合4位に転落 L.L.サンチェスが総合首位に立ち
2位にS.シャヴァネル 3位にF.シュレクと総合順位が動きました

私の場合は 常時ハンガーノックのような状態なので
あんなにガクンッと落ちてしまう体験をしたことがありませんが

コンタドール本人も「補給を怠ったせい」と認めたようで
前日に あれだけ驚異的な走りを見せた
現在世界最強と言っても過言ではない選手が
あっけなく遅れていく姿を見て
いかに補給が重要かということを 
再認識させられるステージとなりました

そして迎えた最終第8ステージ 個人的には もしかしたら
コンタドールはスタートしないのではないかとも思いました
それは あれだけのダメージから完全に回復するのに
半日では足りないんじゃないか?ということと

あくまで今季の最高目標はツール・ド・フランスなわけで
単純に 総合優勝の可能性が 限りなく低くなった以上
コンタドールクラスの選手が 無理をしてまで
このレースを完走する意味はないのでは?ということ

しか~し コンタドールは諦めてはいなかった
リタイアするどころか 高いモチベーションでスタートし
半日で完璧にコンディションを戻し 山岳でアタックを決め
一時はL.L.サンチェスに2分差をつけ バーチャルリーダーに

その後 サクソバンクやケースデパーニュの猛追を受け
最終的にタイム差は17秒にまで縮められたので
逆転総合優勝は叶いませんでしたが
今大会一番強かったのは まぎれもなくコンタドールでした

しかし個人競技ではないのが サイクルロードレース
優勝したL.L.サンチェスはケースデパーニュの
2位のF.シュレクはサクソバンクの
3位のS.シャヴァネルはクイックステップの
それぞれ強力で献身的なアシストを受けていました

あの横風分断作戦が炸裂した第3ステージ
コンタドールが単独で仕掛けた第6ステージ
そしてハンガーノックに陥った第7ステージ
「アスタナのアシスト何やってんねん!?」
と憤ったのは私だけではないはずです

さて 今大会に同行していなかったという
ブリュイネール監督は 今後のレースで
どういうシフトを組むのか 非常に興味があります

いよいよ春のクラシック突入です!
ミラノ~サンレモ放送ないんか~い!って感じですが
ツール・デ・フランドル そして パリ~ルーベ
自転車の季節がやってきました!


パリ~ニース再放送 おすすめは第1,3,6,7,8ステージです
3月30日(月) 09:00 - 11:30 第1ステージ JsportsPlus
3月31日(火) 09:00 - 11:30 第2ステージ JsportsPlus
4月01日(水) 09:00 - 11:30 第3ステージ JsportsPlus
4月02日(木) 09:00 - 11:30 第4ステージ JsportsPlus
4月03日(金) 09:00 - 11:30 第5ステージ JsportsPlus
4月06日(月) 09:00 - 11:30 第6ステージ JsportsPlus
4月07日(火) 09:00 - 11:30 第7ステージ JsportsPlus
4月08日(水) 09:00 - 11:30 第8ステージ JsportsPlus

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